はじめに

仕事の付き合いや会食などで、どうしてもお酒を飲む機会が多い──
そんな方にとって「お酒を飲むと代謝が落ちる」「太りやすくなる」という話は気になりますよね。

実は、アルコールと代謝の関係は“飲む量とタイミング”によって大きく変わります。
今回は、ボディメイク中でも上手にお酒と付き合うための科学的ポイントを、わかりやすく解説します。

💡 1:アルコールが代謝に与える影響

アルコールを摂取すると、肝臓で**「アルコール脱水素酵素(ADH)」「アルデヒド脱水素酵素(ALDH)」によって分解されます。
この過程でエネルギーが生まれますが、同時に
脂肪燃焼が一時的にストップ**します。

なぜなら、体はアルコールを「毒」として最優先に代謝するため、糖や脂質の代謝が後回しになるからです。
その結果、

  • 脂肪の蓄積が進みやすくなる
  • 筋合成が一時的に抑制される
    といった現象が起こります。

🍸 2:飲むなら“タイミング”が重要

同じお酒でも、「トレーニング直後」や「就寝前」の摂取は代謝を大きく下げます。
筋トレ後は筋肉の修復にアミノ酸や糖質が必要なタイミングですが、アルコールが優先的に代謝されると、それらの栄養が筋肉合成に使われにくくなるからです。

おすすめは、

炭水化物やタンパク質と一緒に摂取する
といった工夫。
肝臓の負担を減らし、代謝低下を防ぐことができます。

トレーニングの翌日に控えめに飲む

3:代謝を落とさない“飲み方”3選

  1. タンパク質を意識して摂る
     → 枝豆、焼き鳥(塩)、刺身などは筋分解を防ぐ優秀なおつまみ。
  2. 糖質の多いお酒は控えめに
     → カクテル・梅酒・ビールよりも、ハイボール・焼酎・ワイン(辛口)を選ぶ。
  3. 翌日は水分+ビタミンB群の補給を
     → アルコール代謝ではビタミンB1・B2・ナイアシンが大量に消費されるため、代謝回復のために必須。

🔥 4:お酒とうまく付き合えば、代謝は保てる

完全にお酒を断たなくても、**「飲み方」「タイミング」「翌日のリカバリー」**を意識すれば代謝は維持できます。
大切なのは「我慢」ではなく「コントロール」。
楽しみながら体を整えることが、長く続くボディメイクの秘訣です。


まとめ

  • アルコールは脂肪燃焼を一時的にストップさせる
  • 飲むタイミングと量を工夫すれば、代謝は保てる
  • 翌日のリカバリー(ビタミン・水分補給)を忘れずに

麻布十番店では、ライフスタイルに合わせた“飲みながらボディメイク”の栄養アドバイスも行っています。
「お酒をやめずに体を変えたい」方は、ぜひ一度ご相談ください。

👉 [体験トレーニングのお申込みはこちら]

👉 [公式LINEはこちら]

👉 [公式Instagramはこちら]